光る昭和の欠片、溶けた平成の破片、ここは魂(いのち)のGROUND ZERO
小池真司10年ぶりのスタジオ録音作品。「あの日」止まった時計の前に立ち尽くし、昭和と平成を貫く傷みを歌に刻み込む。それは一切を忘れ去ろうとする令和の喉元に突きつけられた匕首のように鈍い光を放つ。しかし素晴らしいミュージシャン達の生み出す生音の連なりは、光射す哀しみの中に聴く者をいざない、その心を慰めと共振で満たしてゆく。二輪の芍薬の咲きこぼれる小さな部屋から再び生き始めるために…この50分の「心の旅」は描き出された。
【小池真司プロフィール】
1964年、東京生まれ。
1983年、渋谷アピアにてソロ活動を始める。
2000年、火取ゆきアルバム『真昼の星空』の楽曲を手がける(作詞・作曲)。以後、火取ゆき、石塚俊明(頭脳警察)とのユニットでも活動。
2010年、アルバム『ZONE』発表。同年、内田剛史、荻久保則夫監督による映像作品『ZONE VIDEOS』発表。
2020年、アルバム『ZEROの子供達』発表。
【収録曲】
1. ZEROの子供達
2. 灼きついた夏
3. ICON
4. 猫は飛ばないよ
5. 剥製
6. 少年〜YORUNOMORI〜
7. 光の舟は海へ出る
8. カナシヤル
【参加ミュージシャン】
小池真司(Vocal, Acoustic Guitar)
アベヒロシ(Bass)
石塚俊明(Drums)
島田篤(Keyboards)
塩谷博之(S.Sax, Clarinet)
浅井永久(Electric Guitar)
しゃあみん(Cello)
柴田奈穂(Violin, Strings Arrangement)
【発売日】
2020.3.11